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明楽寺全景
明楽寺は享禄元年(1528年)に開基と伝えられ、天正4年(1576年)に上杉謙信に攻められて落城した魚津の松倉城七代目当主である椎名康胤の孫、春勝入道釋空誓が初代として伝えられています。
上杉謙信の侵攻に合い、現在地の滑川市高柳に移って来たのは江戸時代初期、寛永年間と伝えられています。
本堂欄間
現在の明楽寺本堂は大正時代に建てられ、近代井波彫刻の父と呼ばれる初代・大島五雲が欄間を手掛けました。
籠彫りの技法で天女と唐獅子が立体的に彫りあげられています。大島は社寺彫刻だけにとどまらず住宅欄間に新境地を拓き、このことが現在の井波彫刻の繁栄につながったといわれています。
除夜の鐘
明楽寺では、年末に100余名が参加し、梵鐘がつかれます。鐘つきの後に、門徒へ汁物が振る舞われ、新年を迎える喜びを分かち合います。
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